おはこんちは!初めましての方はよろしくお願いいたします。常連さんはお久しぶりです!
色々ネタ探しに翻弄してる管理人の朱月です!
ネタ探しでネットの海を漂流していたらいつの間にか更新も止まってコレではマズい!と焦っていましたヲイヲイ。
さて、
今回はコアな情報ですがディーラー任せだったトヨタのハイブリットカー(プリウス、アクア等)のブレーキフルード交換・・・
実はディラーに任せなくても個人でデキマス!
その方法を今回はご紹介していきます。
目次
診断機(コンピューター)を使わないブレーキフルード交換方法
下記の手順を行うことによって診断機をつかわず 整備モードの一つであるブレーキフルード交換モードへ移行することができるのです。
尚、ブレーキフルード交換モード時はブレーキホースやキャリパー交換時のエアー抜き作業は、アクチュエーター内のブレーキフルードを交換することが出来ない為、やらないようにお願いいたしますね!
ブレーキフルード交換モードに移行すると電子制御ブレーキウォーニングランプが点滅します。
尚、当ブログの作業手順はあくまでも参考程度に!
実際に作業を行ってトラブルが発生した場合は自己責任でよろしくお願いいたします。
理解していただけた方のみ!!続きを御覧ください。
作業中の注意点
・車速0km/h(以外) いずれかの条件に当てはまると強制的に ブレーキフルード交換モードが解除され、電子制御ブレーキのウォーニングランプが消灯しますが、故障コードがコンピューターに記憶される事があるため、ブレーキフルード交換が終了するまでフルード交換モードを解除しないようにする。
・ブレーキフルード交換モード時はブレーキディスクローターを回転させてはいけません。車速が車速センサーが入力されてしまい、ブレーキフルード交換モードが解除されてしまいます。
・フルード交換モード中は、電子制御ブレーキウォーニングランプ点滅及びブザーが鳴るが異常ではありません。
・シフトポジションがパーキング(P)以外、Ready ON,駐車ブレーキ解除、IG off。
ブレーキフルード交換モードへの移行方法
重要事項 下記の手順を1分以内に行なってください。コレ手順が多いので格闘ゲームみたいに高速コマンド入力しないといけないので凄い難しいんです(汗)
1.パーキングブレーキが効いている事を確認しシフトポジションをPでIG ON
2.シフトポジションをNで、ブレーキペダルの踏み込み・放すを5秒以内に8回以上行う
3.シフトポジションをPで、ブレーキペダルの踏み込み・放すを5秒以内に8回以上行う
4.シフトポジションをNで、ブレーキペダルの踏み込み・放すを5秒以内に8回以上行う
5.シフトポジションをPにする
これでブレーキフルード交換作業モードに移行成功すると電子ブレーキウォーニングランプが点滅します。
ブレーキフルード交換 (2名必要)
作業時はブレーキフルード抜き専用の工具が必要です。
ブレーキフルード交換中にエアーを噛ませないためリザーバーにフルードを補充しながらやりましょう!
ブレーキペダルをペダリングしフロントブレーキ右→左の順序で各ブリーダープラグを緩めてフルード抜き取りを行いブリーダーを締め付けていきます。
リアはブレーキペダルを踏み込んだまま リアブレーキシリンダーのブリーダー リアー左側→リアー右側で抜き取ります。
この時ですが 予想以上にフルードが出るのでリザーブにブレーキフルード缶を割りピンで立て入れてておくと良いと思います。
注意としてポンプモーター稼働時間(ブレーキを踏む時間)は100秒以内を目安にする事
ペダルを離して停止させる前にブリーダープラグを締め付けます。(エアー噛み防止)
ブレーキフルード交換モードを終了
IG オフで完了です!
ダイアグノーシスコード削除方法
作業終了時にログが残ってしまった場合は削除する必要がありあます。
IGオフで DLC3の13番(TC) 4番(CG)端子間を短絡させます。
IGオンにして5秒間に8回以上ブレーキペダルを踏みます。
正常コードは0.25秒間隔で点滅を繰り返します。このコードが出たらIGオフにして短絡解除してください。
ブレーキフルード量調整方法
IGオン時にブレーキペダルを4、5回操作してポンプを作動させてください。ポンプ停止後フルード液面がリザーバーの補助ライン(miniとMAXの間にある線)になるように量を調整します。
ブレーキ部品交換手順(診断機不要)
交換、分解、組み立て手順は次の手順で行うように注意してください。
ちゃんと守らないとブレーキピストンシリンダー破損しちゃいますからね!
1、IGオフ ドアを閉めて2分間以上放置(ボンネットは明けとく)
2、 2分以上経過したらブレーキリザーバーレベルスイッチのコネクターを切り離します。
3、バッテリーの-端子を外して該当のブレーキ部品交換作業を行ってください。
(この状態でブレーキ制御禁止状態を維持しています。)
尚、診断機でブレーキ制御禁止は実施しません。
4、作業完了後、バッテリーを接続し、エア抜きを実施してください。
尚、バッテリー再接続時はパワーウィンドーの挟み込み防止機能を復旧させるため5秒間以上!各パワーウィンドースイッチをウィンド上昇方向に操作する
プリウスはリアハッチが開かない状態にもなるので ロック・アンロックを集中ロックで複数回操作することで復旧する。
まとめ
案外 面倒くさいでしょ!ハイブリットのブレーキフルード交換作業モードコマンド 大変ですよね!
しかし マスターしてしまえば自宅でもブレーキフルード交換がDIYでできるので、チャレンジしたい方はやってみたら良いと思うんです。
個人的に診断機使ってヤルほうが楽なので 大人しくディーラーでやってもらったほうが良いと思いますヲイヲイ・・・。
結論 チャレンジされる方はがんばりましょう!では また!ノシ