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自動車用シートベルトの歴史と重要性について

おはこんばんわ!

普段何気なく何も気にせずシートベルト使ってますよね?
中には3点式シートベルトなのに上側だけしてる人もチラホラとお見かけいたします、
それ、事故したときに体がシート下へ行ってしまって残念な事故と怪我になるだけですからね
シートベルトしてるつもりはダメだぜ!

さて今回は私達の命を守るシートベルトにスポットを当てて行きたいと思います。

目次

シートベルトって?

乗員の身体を座席に拘束するためのベルトで、

座席外へ投げ出され負傷することを防ぐのが目的。
自動車以外には、飛行機、ロケット、ローラーコースターなどの乗物にも付けられている。
車ブログなので今回は自動車用シートベルトについて書いていきます。

シートベルトの効果

自動車が衝突する時、また、衝突を回避しようとブレーキを掛けたりハンドルを切ったりすると、体には急激な減速・加速による、大きな慣性力で体を座席に固定していないと、体が自動車の内部(ハンドルやフロントガラスなど)に衝突して負傷しまいます。

事故事例ですが
海外でシートベルト装着を嫌ってシートベルトをしてる風にみせるダーミー服まで使って32回だったかな?
切符を切られても懲りずにシートベルトを使わなかった人が正面衝突の衝撃でハンドルに当たって

死亡されてます。
シートベルトしていれば助かったのにね。

また、体が車外に放出して負傷、ショック死、もしくは他の車に轢かれて死亡、負傷しまう危険性もあるので
シートベルトはちゃんとしとけよ!
経験ですが 高速を運転中に5車両先で横転事故が合った時にその時ドライバーさんはシートベルトしていたので車外へ放り出されずに

だけ飛散したのをみたことがあります。(怖

ちなみにシートベルトが普及する前の交通事故ではフロントガラスやハンドルに顔面を強打した被害者の縫合手術が頻繁に行われていたそうです
軽度の衝突でも被害が大きかったのが普及前の特徴。
今はそういった怪我を防ぐために、シートベルトで体やチャイルドシートを座席に固定するようにしないとね!

現行の3点式シートベルトは、

ゆっくりと引けばベルトを引き出せるが、一定以上の勢いで引っ張るとロックして引き出せない仕組みになっています(非常時固定及び巻き取り式)
車両が事故を起こしたとき、シートベルトがロックした状態になるのでベルトが支えてくれるわけです。

近年は、車両に一定以上の衝撃が加わった場合に事故と判断し、火薬などにより瞬時にベルトを引き上げることで、さらに上半身をシートに強く拘束し鎖骨を骨折させることで衝撃を吸収し、鎖骨以外の部位のケガを最低限に押さえ込むようになっているものもあるんですが

コレ 痛いヤツだ

尚これをプリテンショナー機能って言います。
多くの場合、ロードリミッター機能(拘束による乗員への負担が一定以上加わらないように調節を行うもの)と組み合わされてます。

シートベルトの機能

骨盤や鎖骨を支点としてベルトの張力の範囲で衝撃の大部分を吸収するのであり、人体と接するベルトの面での衝撃の分散吸収は、あくまで補助的なもの。

たとえば腹部にベルトを掛けていると、事故でシートベルト外傷を引き起こす可能性があり、
内臓などは比較的簡単に破裂してしまいます。
だからちゃんと骨盤の上を通して下さいね!
フルバケットシートの場合は椅子が邪魔するかと思いますが
ちゃんと3点式ベルトでもベルト穴を通せよって事です。

事故に遭わなくても、自動車に乗車しているときには乗員にいろいろな衝撃、振動、力が加わります
例えば、カーブを曲がる時、ブレーキをかけたとき、加速をしたときなどに、慣性や遠心力で身体が前後左右に揺れますよね?
その時に体が固定されていないと、必要以上に揺さぶられてしまい乗り物酔いを引き起こしやすくなるだけでなく疲れやすくなります。
また運転手の場合はなおのことで、身体が動いてしまえばハンドルやペダル、シフトレバーなどとの位置関係が変わってしまう為

安定・確実な操作ができず不安定な状態に成ってしまいます。
だからシートベルトで座席に体を固定しちゃうんです!

シートベルトの歴史

1899年イギリスのロンドンで、ダイムラーの自動車による事故で乗員2人が放り出され死亡したことがきっかけで、

シートベルトが開発されたといわれています。
それを端とした開発は1903年、フランスの技術者であるギュスターヴ・ルボー氏により、
シートベルトの原型である、高い背もたれと交差式ベルトからなる「自動車等の防御用ベルト」というものの開発へと至ったそうで、
シートベルトが初めて自動車に搭載されたのは1922年。

当初は競技用自動車に任意で取り付けられていた。(あっやっぱり競技用パーツだったんだ)

一般の乗用車への採用は1946年のタッカー・トーピードであった。
シートベルト普及の契機はアメリカで1966年7月1日に成立した連邦交通車両安全法 が関係していて

同法に基づいた連邦自動車安全基準 (FMVSS) により1967年3月1日から義務付けしている。
シートベルトの形態としては、2点式シートベルトが一般的であったのですが
1959年ボルボが3点式シートベルトを発明し特許を取得した。
しかし、ボルボは
安全は独占されるべきものではないという考えから、ボルボはこの特許を無償で公開。
このおかげで、3点式シートベルトは全世界の自動車に付いている装置となった。

代表的な3点式の他にも、2点式、4点式、5点式、6点式がある。一部の高性能スポーツカーには4点式の採用例が見られ、

現在のレーシングカーには6点式、

8点式シートベルトが使われてます。

2点式は自動車の後部座席や飛行機の座席に用いられているのですが、

事故の際に腰の部分への負担が大きく、上半身の保護能力も期待できないため、

最近では自動車の後部座席については3点式が主流

F1などのフォーミュラカーでは、1960年代末までシートベルトが義務化されていなかった!?
のに乗用車改造マシンのレースではすでに義務化されていたんですよ。
理由がフォーミュラカーは運転席が狭く、事故で火災が発生すると脱出が困難になりやすいから、
「焼け死ぬよりは車外に投げ出された方が安全」と考えられていたからなんですって。(゚д゚)!!
しかしフォーミュラカーにおいてもシートベルトを装着する方が安全と認識され、1970年代以降シートベルトは絶対的な義務となりました。

調べてみると奥が深いですね。

ちなみに日本でアフターパーツの4点式、6点式シートベルト まあハーネスっていうんですけど、

純正シートベルトを公道で使えるようにしとかないと車検は通りませんし
公道では純正シートベルトを使わないと警察に切符を切られてしまうので注意!

妊婦さんにコレオススメ!

シートベルトを調べていたら妊婦さん用のシートベルト補助具を発見したのでちょっとご紹介

妊婦さんのお腹をシートベルトで圧迫しない、妊婦用シートベルト装着補助具『タミーシールド』というのがあります。

使うとこんな感じになります

妊娠中のシートベルトは不快。万が一の際のおなかの赤ちゃんへの影響も気になる
タミーシールドは妊娠中の方にも安心・安全・快適にシートベルトをもらえるように、オーストラリアで開発された妊婦用シートベルト補助具。
使い方はとってもかんたん! クッションタイプの本体を座席に置き、本体装着用ベルトで座席に固定し(後部座席は置くだけ)、通常通りシートベルトを締め、肩ベルトをゆるめながら腰ベルトを本体前部の金属フックに引っかけるだけのワンタッチ装着。お母さんの安全を確保しながら、お腹の赤ちゃんの命を守ると同時にシートベルトのお腹への不快な圧迫感をなくす目的で開発されたアイテム!

NHKのまちかど情報室でも特集されています。

コレは良さげです!
結婚したら(相手まだいないけど!)是非RECAROのチャイルドシートとセットで購入したいですね!

まとめ

一部の人には邪魔だ!メンドクサイ!タダの布っきれじゃんって思われているかもしれないシートベルトですが
運転中に姿勢をサポートしてくれ
イザって時に私達の命を助けてくれる凄いヤツだということを改めて実感していただけたでしょうか?
でもちゃんとした正しいベルトの使い方をして、変な怪我をしないように毎日正しいカーライフを送っていきましょう!
本日は長文お付き合いいただきましてありがとうございます!
またよろしくお願いいたします。

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