どもども、ボクがスピード違反で捕まったのは3年ほど前ちょうど良い区切りなので
戒めも兼ねてスピード違反でつかまるとどうなるのかをご紹介していきたいと思います。
やってしまったことはもう致し方がない時には諦めも肝心です。
目次
スピード違反の正しい名称、意味
スピード違反は、正式な交通違反名を「速度超過」というのはご存知ですよね
速度超過の定義は、
・標識や標示で定められた最高速度
・標識や標示がない道路では法定速度
を超過して走行することでの違反となります。
超過速度は、1km/hでもオーバーすると違反、取締りの対象となります。
よくプラス10km/h未満なら捕まらないはメーターの誤差範囲内だからとはありますが、法律上はそうではないのです。
法定速度とは?
法定速度とは、標識や標示で最高速度が規制されていない道路での最高速度のこととなります。
普通車では、
・一般道:60km/h
・高速道路:100km/h
が法定速度となります。
標識がある場合は当然 標識に従ってその速度を守るようにしましょう。
というのは建前
経験上 周りの車とのペースをあわせて行かなかればいきません。
速度超過の点数、反則金の一覧表
スピード違反は、超過した速度によって点数と反則金が異なってきます。
また、違反を犯した道路が一般道か高速道路かによっても異なってきます。
上の表で反則金の金額が書かれているところに関しては「行政処分」のみのペナルティとなります。
この金額のことを一般的に「罰金」といわれていますが、正しくは「反則金」で刑事処分の「罰金」とは区別されています。
上の表で反則金の金額がなく「罰金」と書かれているところは、行政処分と刑事処分の両方が科せられる違反となります。
行政処分とは、文字通り「行政」が行う処分のことです。
該当する行政は、警察
刑事処分とは、裁判所が下す刑罰を科すこととなります。
行政処分での反則金は額が一定ですが、刑事処分のときの罰金は最高額が決められているだけで一定ではありません。
1発免停・一発免許取消しとなるスピード違反速度は?
前項の違反点数・反則金一覧表で「行政・刑事処分」となる速度が一発免停となります。
一般道では、30km/h以上、
高速道路では、40km/h以上が「一発免停」となります。
また、一般道・高速道路ともに、50km/h以上のスピード違反は「一発免許取消し」、欠格期間2年(取消し後再免許試験が受けれるまでの期間)となります。
ただし、これは「前歴なし」でのときであります。
前歴とは、過去3年間に免停・免許取消しの処分を一度も受けていないこととなります。(最後の免停終了日から1年間無事故無違反であれば前歴はリセットされ0になります)
また、前歴がなくても過去1年以内に違反歴があると(累積点数)15km/h以下の1点の速度違反でも免停、免許取消となることがあります。(前歴なしの場合は、累積6点で免停30日)
6ヶ月以下の懲役刑または10万円以下の罰金刑
一般道30km/h以上、高速道路40km/h以上のスピード違反は、最大で10万円の罰金、6ヶ月の懲役となります。
「最大」としているのは、裁判で違反内容、運転者の過失などを判断され、刑罰内容が変わることを意味します。
刑事処分の違反は必ず裁判にかけられる
行政処分(反則金)のみで済む交通違反では、裁判にかけられることはありません。
一発免停・一発免取りとなる赤キップを切られる交通違反は、必ず裁判にかけられることになります。
略式裁判と公判請求(通常裁判)
たいていの場合、通違反者が違反内容に異議がなければ、裁判所に出頭する必要のない「略式裁判」で罰金が決まります。
略式裁判では裁判官が一方的に罰金を決定します。
ただ、80km/h以上の速度超過の場合は、略式裁判が認められず、公判請求、通常裁判となります。
また、スピード違反が原因で重大な交通事故を起こした場合も公判請求され、通常裁判となります。
ココで本当に注意して欲しいのが累積点数が無いかです!
点数溜まってると本当は免停じゃなくてもいいのに免停になりますよ!
懲役となるスピード違反は何km/h以上?
一般道、高速道路問わず、80km/h以上の速度違反は、略式裁判が認められず公判請求、通常裁判となります。
この場合では、たいていの場合、懲役刑が言い渡されます。
初犯であるなど再犯の可能性が低ければ、執行猶予つきの懲役刑となります。
また、過失の程度によっては、懲役刑ではなく禁錮となる判決となることもあります。
懲役ないしは禁錮となり実際に収監となると、交通刑務所に入ることになります。
推定されるスピード違反の罰金額一覧表
超過速度 | 推定罰金額 |
---|---|
30〜35km/h | 50,000〜60,000円 |
36〜39km/h | 60,000〜70,000円 |
40〜44km/h | 60,000〜80,000円 |
45〜49km/h | 70,000〜80,000円 |
50〜60km/h | 80,000〜90,000円 |
61〜70km/h | 90,000〜100,000円 |
70〜79km/h | 100,000円 |
80km/h以上 | 懲役・禁錮 |
行政処分のみで済む反則金の額に比較すると相当に高い
私もスピード違反でボーナスが消えたことがありますので
スピード違反はしないように本当に注意してください。
ちなみにオービスで捕まったら免停確定です。
諦めて大人しく従いましょう。
あと免許の管理管轄外地区でやらかすと本当に面倒くさいです。
違反した地区の裁判所まで出向いて略式の簡易裁判を受けるか
出向いて都合が悪く行けない場合は、
事務処理で1ヶ月ほど時間がかかるため、その期間は執行猶予ということで
免許は没収はまだされません。
後日、地方検察庁に出向いて事情聴取を受けて誓約書を書き
裁判を検事さんに委託して免許を預けることになります。
んで、違反者講習を受けて高い金額も払って、免停期間が無くなるか短縮されて
免許が戻ってきます。
経験談
スピード違反をして免停になったら
辛い免停期間の始まりです。どれほど辛いかというと実体験ですが
1ヶ月も免停で運転できないと鬱病になり、
心というか魂が抜けて 仕事もロクに手に付かないため
病院に行き診断を受けてたのですが
専門分野の精神科へ行くことを進められて紹介状をもって精神科のクリニックへ
このままだと自殺しかねないくらい危険だから休職と車から離れてゆっくり自宅で療養しなさいっと言われ
私は休職し免停期間を終えてリハビリをしたことがありました。
まとめ
焦る気持ちや油断がアクセルを操作の油断につながります、
常に周囲に警戒をして安全運転を心がけて楽しいカーライフを送ってください。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございます!