おはこんばんわ、
暖かいマフラーが恋しくなってしまう時期がついに来てしまいましたね!
車好きの彼氏に手作りマフラーをプレゼントしたって!?
そいつは凄い彼女さまだ!
きっと手先が器用で工具の扱いも上手、尚且つ溶接もできる!
いい彼女さまじゃねぇか!
エッ違うって、じゃあマフラーでも車のマフラーじゃなくて
毛糸のマフラーを手編みで作って貰ったって話かい!?
あら、そりゃー失礼ござんしました!
でもよ、
ノーマルマフラーとスポーツマフラーって何が違うのか
おまいさん知ってるかね?
目次
純正(ノーマル)マフラー
まず、純正マフラーの特徴として
音量は控えめで音量を抑える(減音させる)ために内部構造はストレート構造になっていない
強度と耐久性が重視されるため重量は重いものが多いです。
また、スカシ屁みたいな全然イカしてない音もします。
純正マフラーは多段膨張式サイレンサーという方式で音を減音して静かにしているのが一般的です。
この方式 イメージ的にわかりやすく言うと スポーツマフラーで音量がデカくなりテール(一番後ろ)につけるサイレンサー効果を効率よく連続でやるためのシステムです。
そのため、サイレンサーを追加したときの独特のパスバスとしたスカしたような音なわけです。
個人的な意見ですが、良く響く低音を押さえつけたような感じです。
車外(スポーツ)マフラー
純正マフラーと比べるとスポーツマフラーは
迫力がある見た目、エキゾーストサウンドが特徴ですよね。
また、ステンレスやチタンを使っているため純正より重量は軽い傾向にあります。
(某FメーカーのLなシリーズは音に拘っているため純正より重い物もあります。)
また排気抵抗を減らす為にストレート構造にしているため、レスポンスUPが期待できます。
ココでなぜパワーUPすると断言しないのか?
それは間違った、適切じゃないマフラー=音だけ狙ってる装着するとパワーダウンする事があるからです。
純正マフラーはそのあたりキッチリと考えられて限られた音量制限の中で車の性能を発揮させる事においてはとても素晴らしいです。
MR-Sだと純正マフラーのトルクは17.4kgm
管理人のMRーS(等長エキマニ、スポーツ触媒、ワンオフマフラー装着)でかなり抜けがいい状態でウルサイ?仕様で19.4kgm
トルクは全然さほど遅れを取っていないのが凄いと思います。
まとめると。
純正マフラーは静かで信頼性とタフな耐久性を兼ね備えている。
スポーツマフラーは、静音性を少し犠牲にしてアクセルを踏んだ時の迫力を演出して
運転する時の楽しみを向上しさらに軽量化にも貢献することができるのがメリットです。
種類も豊富で自分好みのデザイン、音をチョイスできるのが楽しみです!
さあさあ!
脱線していくよ!(汗)
スポーツマフラー特有 低音の正体!
市販のスポーツマフラーを装着したことがある人なら誰しもが必ずは体感するアイドリング時のボーーーボーーーという迫力ある低音!
実はですね、あの低音・・・スポーツマフラー内部に設置してある消音材グラスウールが原因なんですよね。
特にフルストレート構造にしてある
あの消音材で音を吸収しているのですが、吸収しきれない低音が
ボーーーボーーという音の正体です。
しかし!
ウチの軍団だと高音域が出るレーシーなマフラーが人気です。
んでじゃあ、なんで高音も一緒に消えてるのかというと・・・
犯人はオマエだ! グラスウール!!
貴様が快感サウンドの高音域を抑えているのだ!
下の図の吸収式フルストレートマフラーだと、
実は!!グラスウールによって高音が消されちゃうんです!
なのでフルストレートの直管だと高音が消えずに出るというワケです。
ココ 凄い重要です!
高音を狙ってる人にワンポインアドバイス
高効率で性能と高効率を狙えるのはズバリ!
共鳴式と膨張式のサイレンサー(太鼓)をつかっている
市販フルストレートマフラーか
ワンオフフルストレートマフラーです!
例えばですが市販品だと
GPスポーツさんのエボチューンですね。
チャンパーと紹介されていますが、
コイツはヘルムホルツ共鳴器というらしく
調べてみたら
ビックリ!ギターやホイッスルにも応用されてる倍音原理で
さらに消音にも使われている原理らしく口笛もお仲間とのこと。
詳しい説明は激ムズいので省くとして
Wikipediaより一部引用
開口部を持った容器の内部にある空気がばねとしての役割を果たし、共鳴(共振)することで音を発生する装置[1]で、ヘルムホルツ共振器ともいう[2]。この装置で発生する共鳴をヘルムホルツ共鳴 (英:Helmholtz resonance)と呼ぶ。
Wikipedia ヘルムホルツ共鳴器より。
コイツを使えば高音を狙って尚且つ消音効果も狙えると一石二鳥なわけです。
あと、ワンオフならパイプの径を絞って抜けはデュアル配管にして確保しつつ高音を発生させるのがいいかもしれませんね。
AE86のエキゾーストサウンドが甲高いのは50パイというパイプ径だからこそあの甲高い音がでるのです。
ターボ車だと70パイだから太めの音になります。
まあ、パイプオルガンみたいな感じです。
個人的にエンジン→触媒→中間太鼓→テールピース太鼓と
2つの太鼓で音を押さえ込むのは好みではありません。
抵抗をなるべく減らしてやりたいからです。
まとめ
難しい話になりますが、じゃあ太いマフラーをつければと思ってつけても
簡単に解決する訳でもないんです。
パイプ径が太くなると圧は下がるので流速が遅くなります。
遅い状態で抵抗になる太鼓を2個も付けるとさらに抜けは遅くなる。
逆に少し絞ったパイプ径だと流速は速くなり抵抗を1つだけにすると
意外にも抜けは少し絞ったヤツの方が良いんです。
尚且つ
スポーツマフラー定番の吸収型は
経年劣化でグラスウールが飛ぶとうるさくなりますので
最初からグラスウールレスの膨張式か共鳴式にすると
さらに良い音を狙えると思います。
基本は等長エキゾーストマニホールドで流れを整えて
マフラーで音を奏でる!です。
もうホントに楽器です(笑)
是非参考にしてみてください!
ということで、皆さん本日はこの辺りで!
最後までみていただきありがとうございます!またよろしくお願いいたします。