ども!最近FF14オンラインばかりで、ブログ更新放置気味な朱月です。
大型パッチアップデートの暇な時間を有効活用ということで~!オイオイ・・・(汗)
中~大型トラックがよく来るガソリンスタンドで働いてると
お客さんから、ねえねえ、このアドブルーって何?って案外よく聞かれます。
実は私もディーゼル車の排ガスを綺麗にするシステムに使うための尿素ってくらいで、
よく解ってなかったりしていたので、調べてみました!
目次
アドブルーとは?
AdBlue®の主成分は尿素!(無色無臭ですぞ)
コレを尿素SCRシステムという洗浄システムの媒体に使うことで排ガスを綺麗にしてます。
純水(水を精製し純度が高い水)に高純度の工業用尿素を溶かし
製造した無色・透明の尿素水溶液のこと。
尿素水は無色、無害の液体で化粧品、医薬品や肥料などにも使われています。
AdBlue®は、無害で安全な製品のため、取扱いに特別な資格も必要ありません。
だからといって服についたりして揮発すると白くなってしまうのとレバーやスイッチに付着すると結晶化によって固着の原因にもなるので付着したら洗濯や水でしっかり洗い流しましょう!
アドブルーが使われている尿素SCRシステムとは?
尿素SCRシステムは排出ガス浄化技術の一種で、
ディーゼルエンジン特有の排気ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)を浄化するための技術です。
原理は、アンモニアを窒素酸化物と化学反応させることで窒素と水に還元できる事を応用したものです。
ただしアンモニアを車両に積むのは危険(アンモニアには毒素がある)なので尿素水をタンクに入れて搭載し、これを排気中に噴射することにより高温下で加水分解させアンモニアガスを発生させてるんです。
このアンモニアによりNOxを還元し、
N2(窒素ガス)とH2O(水蒸気)を得ることができるんですね。
このシステム 新型ハイエースにも使われているのです。
ちなみに アドブルーを補給せずに使い続けても良いじゃん!
と思った人もいる? いやーソレがダメなんです!タンクのアドブルーなくなっちゃうとエンジンが止まるように成っています。
なので、運行前にアドブルーの残量はちゃんと確認してください(^_^;)
どこでアドブルーは補給できる?
アドブルーはガソリンスタンドで購入することができます。
具体的には、AdBlueは全国のトラックステーション(トラック専門・特化ガソリンスタンド)宇佐美・IKKO・鈴与・太陽鉱油・コーナン・吉田石油店・キタセキ・新出光で購入することができます。
販売方法は量り売りと容器売りがあり
1リッターあたり100円前後で購入する事ができます。
通販だと大手のAmazonで購入ができます。
ちなみにアドブルーを売って欲しいからとトラック専用の給油レーンに乗用車で乗り付けるのはやめてくださいね!トラックドライバーさん、店員さん達の迷惑になってしまいます。
あとアドブルーは可燃性もなく安全なので
長距離ドライバーさんでよく見かけるのが
ポリタンクに入れて予備としてトラックに積む方法です。
絶対間違ってもアドブルーへ軽油の誤給油はダメでずぞ!!
4トントラックの10Lアドブルータンクのシステムで修理費用が120万を超えてしまうそうです。
また水で薄める方も居ますが・・・システムの故障に繫がる恐れがあるためやらないようにしてください。
まとめ
今回はアドブルーについて書いてみましたがやはりモヤモヤっとした不確かな知識でしっているより、こうやってブログを書くにあたって調べ掲載し確かな知識としてアドブルーについて知ることができ、とてもスッキリ! 皆様にお伝えする事ができました!
皆さんはスッキリしましたか!?
今後、乗用車にもアドブルーを使うディゼル車が増えてくるので取扱に注意して楽しいカーライフを!